「case3 デザイン画から製作」させていただいた事例をご紹介させていただきます。
檜山郡江差町の「えさし水土里の会」さんから、「江差追分全国大会」第50回を記念して公募、決定したキャラクターの『しげっち』をモチーフに、江差町では昔から親しまれている「かたこもち」(弊社のある小樽では「べこもち」)を製造したいとのことで、製作したオリジナル和菓子の木型をご紹介させていただきます。
今回は、画像を提供していただき、それをもとに製作しました。
そのほかにも、いろいろと資料となる画像をwebで検索して、使用させていただきました。
『しげっち』については、こちらをご覧ください。
http://www.hiyama.pref.hokkaido.lg.jp/ss/srk/hiyamakyara.htm
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- この画像を下絵にして3Dデータを作成していきます。
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- 完成データです。
できるだけきれいに、「かたこもち」に型から形状が反転されるように、デザインを調整しながら立体化していきます。
水目桜の木を加工機で彫っていきます。今回は2つ入れの型でしたので、同じ3Dデータで2つ目を彫っています。
- 作成した3Dデータから切削データを作成し、加工機で彫りました。木を加工機で彫ると毛羽立つという問題がありましたが、ツールの選定と加工機の設定でクリアしています。
- しかし、最後は手道具で手仕上げしています。
手持ち部分を作り、完成です。
- 「かたこもち」の製造時も、問題なく使用できていると伺っています。
- おかげさまで、先日追加注文をいただき、好評だったと喜んでいただけました。